WIN-S
WIN-S 高強度開口隅部補強筋

特に開口隅部のひび割れは美貌を損ね、耐久性を大きく劣化させます。
WIN-Sは、高強度鉄筋(785N/㎟級)の独自の形状により、ひび割れ発生箇所を効果的に拘束し、ひび割れ幅の拡大を抑制します。
施工品質を大きく向上させる建築資材です。
特徴
1.1箇所1枚の補強筋で3本の高強度鉄筋が効果的に拘束するため、ひび割れ幅の拡大
を強力に抑制します。
2.型枠脱型直後のコンクリートは、乾燥収縮が大きく鉄筋の付着強度も低い状態です
が、WIN-Sのクリップ形状のフック部分がコンクリートの歪みを補強筋に伝達し、
ひび割れを抑制します。
3.コンパクトで軽量のため、取付作業が容易に行えます。
4.躯体品質が向上し、ひび割れに絡むクレームの減少や修繕・補修費の削減となりま
す。
製品寸法

補強量目安

ひび割れ発生状況(実施工建物)

配筋施工例



2.壁開口隅部の外側(ひび割れを防ぎたい側)の壁筋に斜め45°に結束します。
3.窓上のたれ壁が小さく斜め45°に設置できない場合は、水平に取り付けます。
4.施工例2のように、壁筋がダブル配筋で間隔が十分にある場合は、横向きに取り付けることもできます。
5.必要なかぶり厚さを確保してください。
有効な部位





ひび割れ低減効果の確認(型枠脱型後の早期乾燥収縮ひび割れの実例)


注意事項
ひび割れを防ぎたい側(通常は外部側)の壁筋に結束
納まり上45度に入らない場合は水平向きでもよい